着工から完成まで
2023.04.30
現場だより省令準耐火構造
市場建築の家は、省令準耐火構造です。
外壁側、部屋と部屋の間の壁などの石膏ボードは梁まで貼り上げます。
階段も一度石膏ボードを張ってから、取付けていきます。
火災が起きた場合に燃え広がりにくくなっています。
この構造によって、火災保険が半額以下になります。
火に強く、火災保険も安くなりますので、大きなメリットになります。
2023.04.29
現場だより断熱工事
断熱材は、現場で吹付施工するフォームライトSLです。
液状の材料を吹き付けて、発泡して固まります。
細かいところまで入っていきますので、すき間なく施工することができます。
屋根の下に、185mm、壁で90mmを基準に施工しますが、ふくらんでいくので、それ以上の厚みになっています。
1、2階間の天井には、断熱と吸音をかねてグラスウールを敷き込んでいます。
2023.04.28
現場だより検査
外壁の下地に、タイベックシルバーを張ります。
透湿防水シートに、赤外線を反射するアルミの層を加え、家の中に熱を入れにくくします。
また、換気扇や配線が通る部分はしっかり防水します。
構造、防水に関しては特に重要な部分ですので、自主検査、瑕疵保険の検査員の検査、住友林業イノスグループの技術指導者の検査と3重の検査を行います。
2023.04.27
現場だより大工工事
上棟後は、本格的に大工さんの工事が進んでいきます。
柱の傾きなどがないか確認しながら、構造金物等で補強します。
柱と基礎をしっかりつなぐホールダウン金物や、地震の揺れを軽減させる制震ダンパーなどを設置していきます。
2023.04.26
現場だより上棟
上棟式です
この日は、大工さんがみんな集まって、一日で組上げていきます。
柱や梁は、工場で加工されてくるので、現場での加工の時間が短縮され、廃材が少なくて済むようになっています。
防水のために、屋根の下地のルーフィングまで張ってしまいます。
上棟式を行い、工事の無事完成を祈願しました。
2023.03.01
現場だより土台敷き
土台を組んでいきます。
土台は、ヒノキ。
1本1本検品された「PFウッド」です。
基礎と土台の間に、基礎パッキンを敷いて、すき間を作ります。
これにより、コンクリートと木材が触れるのを防ぎ、腐れの防止になります。
また、このすき間から床下に空気が通り、乾燥して、白蟻の被害の予防になって、10年間の保証が付きます。
断熱材は、6.5cmのスタイロフォームがびっしり敷き詰められています。
2023.02.28
現場だより基礎工事完了
基礎ができあがりました。
できあがりの形状を測定して、設計通りにできているか確認して記録にも残します。
床を張る前に、床下の水道、排水の配管を先行して行います。
2023.02.16
現場だより基礎工事
鉄筋が組みあがると、土間のコンクリートを打ちます。
コンクリートの配合も強度補正を行い、強いコンクリートを使用します。
これは見た目ではわかりません。
厚みも18cmと厚く、強くて、長持ちする基礎になります。
立上りの枠を入れる際に、基礎と土台を固定するためのアンカーボルトを設置します。
設置する間隔、位置も設計で決めていますので、ずれないように事前に固定します。
2023.02.15
現場だより配筋検査
基礎工事
整地したあと、地面からの湿気が上がってこないように、防湿シートを敷きます。
その後、鉄筋コンクリート基礎の鉄筋を組み立てていきます。
イノスグループの家は、基礎も構造計算されています。
力がかかる部分は、鉄筋の間隔を変えて、鉄筋を多く入れたり、鉄筋の太さを変えたりしています。
構造計算通りに、鉄筋が組まれているか、配筋検査を行います。
2023.02.10
現場だより地盤改良工事
今回、海の近くの敷地だったこともあってか、地盤の弱い部分がありましたので、地盤改良工事を行いました。
今回は、ピュアパイル工法といい、地中にセメントの柱を作っていくような工法です。
基礎の下、柱の建つ位置を中心に、34本の柱を地中の硬い部分まで、届かせます。
内部が空洞になった、ロッドを回転させながら地面に刺していきます。
10mほどの深さに強い地盤がありました。
ロッドを抜きながら、セメントを流し込んで、柱を作ります。
しっかりした家を建てるためには、地盤の強さも大事です。