着工から完成まで
2022.05.17
現場だより省令準耐火構造
室内の壁・天井の下地は、石膏ボードです。
石膏ボードは、火に強い材料です。
一般的にどの家でも使われているものになります。
壁の石膏ボードを天井裏の梁まで貼ったり、1、2階間の天井の石膏ボードは、強化石膏ボードにしたりすることで、木造ですが、火に強い省令準耐火構造の住宅になります。
下地や留め付けるビスの間隔など、決まりがあります。
省令準耐火構造になると、火災保険が半額以下になります。
10年間で、20~30万円変わってくるので、大変お得になります。
火災保険料も年々値上がりしています、気づきにくいところですが、家づくりで必要な費用ですので、比べてみてください。
2022.05.07
現場だより外壁工事
外壁の下地には、まずEXボードハイパーを貼ります。
地震に耐える耐力壁であり、防火のための燃えにくい材料でもあります。
その上に、防水と遮熱の役割を持つタイベックシルバーを貼り、防水していきます。
そして、仕上げの外装板を貼ります。
専用の金物を使うことで、外装板の裏側に空気層を作り、熱や湿気を逃がす、通気工法になります。
外装板は、雨で汚れを流すマイクロガード加工されています。
2022.04.05
現場だより吹付断熱
吹付断熱が完了しました。
液状の材料を現場で混ぜながら、吹き付けます。
すると、その場でふくらんでかたまります。
ふくらんでいくときに、すき間にも入っていくので細かいところまで断熱できます。
エアコンの配管を通す穴や、換気扇の貫通部周りもしっかり断熱できます。
梁や柱にしっかりくっつくので、高気密高断熱な住まいになります。
2022.03.31
現場だより構造金物
イノスグループの家は一棟一棟構造計算されています。
木材の継手部分は、金物で補強されています。
構造計算により、構造金物を選定していますので、設計通りに取付られているかチェックを行います。
固定するビスの種類、数も決まっています。
建築基準法で定められた耐震基準より1.5倍以上強い、耐震等級3に加え、制震ダンパーを設置して、地震の揺れを吸収して家へのダメージを軽減させるようにしています。
2022.03.29
現場だより防水工事
建物を濡らさないために、まず防水工事を行っていきます。
屋根材の下地となるのは、ルーフィングです。
すき間なく敷き詰め、十分に重なっているかなどチェックします。
屋根材が何であれ、また瓦などが割れた場合でも、このシートで家の中までは雨水が入らないようになっています。
外壁の下地に貼るのは、タイベックシルバー
建物内の湿気は排出しますが、雨水は入れない高性能な素材です。
さらにシルバーのアルミ素材が、赤外線を85%反射して建物が暑くなるのを防ぎます。
現場チェックでは、屋根材、外壁材は飾りで、この防水層で雨水の侵入を防ぐという考えが大切です。
サッシ廻り、エアコン、換気扇の貫通部なども防水していきます。
2022.03.26
現場だより上棟式
上棟式です。
多くの大工さんが入るので、朝からKY活動、危険予知活動を行います。
普段は、他の現場に入っている大工さんも集まり作業します。
クレーンも入り、木材を吊り上げ、組立ていきます。
今は、プレカットといって工場で木材の加工を行うので、現場では図面に合わせて組んでいきます。
建物の形が組みあがっていくのを見るのは、楽しいですね。
最後は、上棟式を行って、無事完成を祈願しました。
2022.03.16
現場だより土台敷き
基礎ができ上ったら、大工さんが入って、土台敷き工事が始まります。
基礎の上に土台を固定していきます。
基礎と土台を固定するアンカーボルトも規定の寸法で納まっているか最終確認します。
床下には6.5cmのウレタンフォームをぴったりとはめ込みます。
しっかり施工されているのを見ると、断熱がしっかりされているのがわかります。
ユニットバスの下の空間に、外気が入らないようにふさいでいます。
2022.03.11
現場だより基礎工事(立上り)
基礎の立上り部分の施工です。
型枠で形を決めていきます。基礎の幅は建築基準法の基準を上回る16cmです。
コンクリートを打つ前に、基礎と土台を固定するためのホールダウン金物を固定します。これにより基礎と建物が一体化されます。
コンクリートを打って、十分に養生したら、基礎の完成です。
設計通りの寸法になっているか確認します。
2022.03.08
現場だより土間コンクリート工事
基礎の底になる、土間コンクリートの打設です。
土間の厚さは、建築基準法では最低12cmですが、イノスの家では、18cmの厚さになります。
鉄筋の周りのコンクリートの厚み(かぶり厚さと言います)が厚ければ、鉄筋がさびにくくなりますし、厚みがあれば強度も強くなります。
目には見えませんが、コンクリートの配合によって強さが変わります。イノスの家では、高強度なコンクリートを使用し、強度が出るまで十分な養生期間も取って、強い基礎を造っています。
2022.03.03
現場だより基礎配筋検査
イノスグループの家は、基礎も構造計算されています。
上部の建物からの荷重を受けるのに十分な強さがあります。
鉄筋の太さ、間隔、コンクリートの厚さも、建物ごとに決まってきます。
鉄筋の太さ、間隔が場所によって変わってきますので、チェックを行います。
瑕疵保険に関わる検査になりますが、自社で検査員の資格をもっていますので、検査して、報告を行います。
また床下空間は、点検のためどこでも見られるようにつながっています。
2022.03.01
現場だより地盤調査
地盤調査を行いました。
スクリューウエイト貫入試験と言って、先端にスクリューが付いたロッドに、100KGの荷重をかけながら、回転させ、地面じ貫入していきつ用ます。
建物の四隅と中心、5箇所を測定します。
何回転で貫入していくか、抵抗があるか、土質はどうかなどで地盤の強さを判断します。
この土地は十分に地耐力がありましたので、構造計算通りのべた基礎で施工します。
イノスの家は、基礎も建物も構造計算しています、それを支える地盤の強さも確認が必要です。
地盤が悪ければ、改良工事が発生します。