着工から完成まで
2022.11.17
現場だよりもみの木
もみの木の内装材を貼りだすと、現場の匂いが変わってきます。
もみの木のいい香りがします。
もみの木は、現場に着いたら、梱包から出して現場の空気になじませます。
この、もみの木は、自然乾燥されて生きている状態なので、その土地の温度湿度にならして、収縮を落ち着かせる意味があります。
2022.11.15
現場だより省令準耐火構造
省令準耐火構造とは、木造ですが火災などに強く、周囲からのもらい火などを防ぎ、火災が発生した場合でも、室内での延焼を防ぎ、住む方を守ります。
また、火災保険が安くなるというメリットもあります。
昔は、壁下地の石膏ボードも天井までしか貼っていませんでしたが、梁・桁まで貼り上げることで、部屋から部屋へ火が移ることを防いでいます。
ユニットバスの入る空間も、壁天井は貼っていませんでしたが、石膏ボードでしっかり防火しています。
2022.10.31
現場だより断熱材2
外壁には、断熱材が入っていますが、換気扇やエアコン、電気の配線など、外壁を貫通するさまざまなものがあります。
その周辺もしっかり断熱、防水しないといけないのですが、グラスウールなどの断熱材では、なかなか細かいところまで詰めるのは、たいへんです。
吹付断熱は、液状からふくらんでいくので、すき間までしっかり入っていきます。
それにより、断熱性気密性が上がります。
また、エアコン設置予定の壁には、補強の下地を入れています。
2022.10.27
現場だより断熱工事
断熱材は、吹付断熱、フォームライトSLです。
液状の材料を現場で、吹付、発泡して、固まります。
グラスウール等に比べ、液状からふくらんでいくので、細かいすき間にも入り込み、しっかり断熱します。
筋違いの裏側や、換気扇の貫通パイプの周りなど、すき間なく埋めることができます。
また、柱、梁、壁の下地の耐力面材にしっかり接着されるので、ずれたり下がったりする心配もありません。
2022.10.25
現場だより外装・防水工事
外壁の工事です。
防水の下地に、タイベックシルバーを屋根下から壁まで全面に貼ります。
これは透湿防水シートで、建物の湿気は逃がしますが、水を中に入れない優れた素材です。
さらに、シルバーのアルミ成分が赤外線を85%反射して、建物の中に熱を入れません。夏場に2階が暑いなんてことにならず、冷暖房効果も高まります。
換気扇や配線、エアコンの配管などの壁を貫通する部分は、先に管を通ししっかり防水します。
エアコンを後付けすると、このような処理ができなくなります。
これでしっかり防水して、仕上げの外壁を貼っていきます。
タイベックシルバーと外壁の間に空間を作り、湿気や反射した熱を排出します。
2022.10.11
現場だより屋根工事
木造軸組み工法では、まず屋根をかけて、雨に備えます。
母屋、垂木で、下地を組み、構造用合板で1つの面を作ります。
面で固定することで、ねじれにくく強い構造になります。
その上に、防水のためのルーフィングを貼ります。
もしも、瓦等が割れても、このルーフィングで家の中に水を入れません。
10cm以上重なるようにし、上から下へ流れる水がすき間に入らないように、低いところから貼り始めるなど、注意して貼っていきます。
今回の屋根材は、平板陶器瓦です。
敷地条件から、ガルバリウム鋼板のような長い材料の持込みが難しかったことと、色あせなどの劣化が少ないので、メンテナンスがほぼいらないため、採用しました。
2022.10.09
現場だより構造金物2
柱と梁を固定する、羽子板金物
梁と梁をつなぐ、ホーマープレート
梁のねじれを防ぐ、火打ち金物
梁を支える、梁受け金物
屋根が吹き上がらないように、屋根下地の垂木を固定する、ハリケーンタイ
このように、各所に多くの金物が使われています。
2022.10.07
現場だより構造金物
建物を補強する構造金物は箇所によっていろいろな種類を取付けます。
ホールダウン金物は、基礎に金物を埋め込んで、柱とつないで柱が抜けないように固定します。
筋違い金物は、筋違いを固定し、地震などの横向きの力を支えます。
どちらも、柱、筋違いの上下に設置します。
構造計算して、構造金物で補強して、地震に耐える「耐震等級3」の建物になります。
耐震等級3は、建築基準法で決められた耐震性の1.5倍の強さになります。
さらに、制震ダンパーを設置し、建物の揺れを抑える制震構造でもあります。
2022.09.28
現場だより構造
イノスの家は、木造軸組み工法と呼ばれる構造です。
いわゆる、日本で昔から造られている木造住宅です。
しかし、今までの木造住宅とは違い、構造計算をし、構造金物で補強されています。
継手を補強するために、さまざまな金物が使われています。
これも設計図に落とし込まれ、現場でチェックしていきます。
組み立てる時は、柱が垂直に立っているかなども確認しながら固定していきます。
2022.09.26
現場だより上棟式
上棟日、最後に上棟式を行います。
骨組みが組みあがり、一つの節目になります。
あらためて工事の無事完成を願います。
もちまきも行いました。
近隣の多くの人に集まっていただいて良かったです。
2022.09.24
現場だより上棟
土台、床断熱材、床合板張りが終わり、上棟、建て方です。
多くの大工さんで、組み立てていきます。
今回は、クレーンが入らなかったので、全部大工さんの手で組上げていきます。
1階の柱を立て、2階の床を作って、2階の柱を立てて、屋根組を作っていきます。
安全のため、落下防止のネットを張っています。
2022.09.22
現場だより基礎完成
基礎の完成です。
この季節は、コンクリート打設から、三日間の養生期間を置いて型枠を外します。
寒い時期は、養生期間を長くしたり、暑い時期は、乾燥しすぎないように散水して養生したりします。
出来上がったら、設計通りできているか寸法等を確認していきます。
2022.09.18
現場だより基礎コンクリート
基礎のコンクリートを打設していきます。
まず、土間部分のコンクリートを打設します。
コンクリートを流し込んで、平たんに仕上げます。
その後、立上り部分の型枠を組み、コンクリートを施工します。
ポンプ車を使い全体に広げ、すき間などないようにしっかり詰めていきます。
強度が出るまで、養生したら完成です。
2022.09.16
現場だより基礎配筋検査
基礎は、鉄筋コンクリートでできています。
建物の荷重を支える大事な部分です。
イノスの家では、基礎も構造計算を行います。
一般的な基準では、構造計算までしなくても建てることはできますが、イノスはの家は、より安全にあんしんして住める家を提供するため、一棟一棟構造を確認しています。
構造計算通りに施工できているか、工事の各段階で検査を行います。
配筋検査は、鉄筋の太さ、間隔、位置、補強筋の有無などを確認します。住宅瑕疵保険制度に加入するためにも必要な検査です。
当社では、検査員の認定も受けているので、自社で検査を行い、報告しています。
2022.09.12
現場だより地鎮祭
解体が終わり、あらためて地鎮祭を行いました。
これからの工事の安全と、無事完成、完成後の繁栄を祈願しました。
敷地内に井戸がありましたので、解体前、地鎮祭の際にも、お払いしました。
これから建築工事が始まります。
2022.09.10
現場だより解体工事
解体工事を行いました。
商店街に面した敷地で、両側にぴったりお隣のお住まいがあるので、とても気を使って工事を行いました。
店舗部分から、手作業で解体し、スペースを確保して、重機を搬入、
無事、解体を終えることができました。