日本サステナブル建築協会が、住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する調査の中間報告を行いました。
それによると、
冬期は起床時室温が低いほど血圧が高くなる傾向がわかった。
また、断熱改修によって室温が上がると、居住者の
血圧が低下する傾向も確認された。
脱衣所の平均室温が18℃未満だと、熱めの入浴をする割合が1.8 倍に。寒い家に住んでいる人ほど、入浴事故リスクが高い42℃以上の熱めの湯温にすることがわかった。
消費者庁は、安全な入浴として、湯温41℃以下で10分未満に浴槽から出ることを推奨している。
断熱改修を行った住まい(121件)に暮らす165人の血圧を改修前後で比較したところ、室温が上がることで血圧が低下する傾向が確認された。
このように、断熱改修、断熱性能が高い住まいにすることはは、事故リスクを減らし、健康的で安心な生活を送るために重要です。