「もみの木の家」の床や壁、天井に使用している内装材は、柾目(まさめ)の板です。
同じ木の板でも、製材の仕方で呼び名が変わります。
図のように、年輪と平行に切り出したものを板目(いため)
年輪に直角に近い状態で切り出したものを柾目(まさめ)
と言います。
ひとつの特徴として、柾目の板は反りにくく、内装材や棚板に使用しやすいです。
文字が表す通り、木が反る、木が正しいと書きます。
一番の特徴は、調湿機能です。
柾目は、板目の5~12倍の調湿性があります。
樽などの、水をためるものは板目
おひつなどの、湿気を調整しないといけないものは柾目でできていることからもわかると思います。
どちらの中が暮らしやすいと思いますか?